「やきとり」は俳句の季語にもなるのです

俳句では、さまざまな事象に季語を当てはめるルールがありますね。
じつは、「やきとり」は、俳句の季語でもあるのです。
ちなみに、冬の季語です。意外ですがあるんですね。

「冬」、「やきとり」と並んだとき、どのような情景を思い浮かべますでしょうか?
熱燗と「やきとり」を焼いている火を眺めながら
冷えた体と心を温める・・なんて感じでしょうか?

暑い時期に、ビール片手に「やきとり」・・なんていうのもアリかもしれませんが。

「俳諧歳時記」(新潮社)には、「やきとり」を次のように説明しています。

『小鳥の肉を焼いたもので「焼鳥」と書いた提灯を灯して屋台で売っていることが多い。
のれんをくぐり、一杯やりながら一串かじる。冬の町の夜景のひとつ。』

冬なんですね。
夏も似合いそうですが、くどいでしょうか。


また、全国やきとり連絡協議会が運営している、やきとり川柳というものもあります。
「やきとり」にまつわるエピソードを川柳に託すといった趣向のものです。

第1回には359首。第2回には327首の作品が寄せられたそうです。
流行や世相を反映させて、心模様を詠み込んだ作品が揃っています。
毎年、に開催されるそうです。

詩情として完成度を目指す俳句と、人生を眺めながら笑い飛ばすニュアンスを持つ川柳。
「やきとり」に感じた人生観や情景がおもいうかんだとき
一句詠んでみるのはいかがでしょうか?

 

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